bootstrapのデメリットについて


以前、フレームワークのデメリットについて記載したが、bootstrapの場合はどうなのかについて絞って考えたいと思う。
基本的にはデメリットといっても同時にある意味ではメリットとも言える内容なので、一概に言えるものではなく、導入したい環境や状況にあっているか、よく考える必要がある。

デメリット1.画一的なデザインになりやすい

bootstrapを使ってサイト構築すると、よっぽど手を加えなければ同じようなcssが適用されるため「bootstrapを使いました」という感じのデザインになりやすい。
業務用のウェブアプリケーションなどで、特にデザインにこだわる必要のない場合はデメリットにはならないが、専門のデザイナーが入らずに、デザインに疎いエンジニアがbootstrapを使ってフロントエンドを担当すると、いかにもワンパターンなデザインになってしまうのである。

デメリット2.タグ自体にcssが適用され、修正が煩雑になる

デザイナーが入ってサイトデザインを行う場合。基本的にはデザイナーの指定したデザインを再現する必要がある。bootstrapを使っていると、h1やliなどの基本的なタグにはbootstrapの標準のcssが適用され、それを解除して指定のデザインを適用するという作業を行う必要があり、煩雑になる。
慣れの問題もあるが、いわゆるリセットcssでブラウザ標準のデザインを解除し、その他のデザインは自分で書いていくという方が早い場合もある。
そもそもデザイナーが入るようなウェブサイトではbootstrapを使う必要性は下がるが、それでもグリッドシステムや非常に柔軟なレスポンシブ対応が可能な点から、bootstrapを使用したい場合もあるのである。
デザイナーがコーディング知識も持っており、bootstrapの特性も理解している場合は、bootstrap向けのデザインをしてくれるので、話が早いが、そこまで可能なデザイナーは多くはない。

デメリット3.バージョンアップの頻度が高い

現在のところ、bootstrapは頻繁に行われており、メジャーなアップデートでは、クラス名が変更される場合もある。別のバージョンを使おうとすると、今までの書き方では思った通りにならないこともあり、なかなか煩わしい。

学習コストは高くない

フレームワークを導入するときのデメリットに、学習コストがあるが、bootstrapにおいてはそこまで学習コストは高くないと思う。全てを理解するのは大変かもしれないが、bootstrapは一部だけ利用することもでき、必要な知識を必要なときに調べていけば問題ないことが多い。
ただ、基礎となるcssの知識は必要なので、cssを充分理解してからbootstrapを学んでいきたい。

総括 – デメリットはあまり多くない

ここまでbootstrapを導入するデメリットを述べてきたが、総じてデメリットは大きくないと思う。
必要がなければbootstrapが適用されていてもクラスを当てなければ基本的なタグへのcssしか適用されないので、bootstrapを使用したことで大きな問題が起こるということはあまりない。
とりあえず導入してみるのも1つの手だと思う。


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